大切な命
- 亡き人のために
- 2020年8月27日
- 読了時間: 3分
皆さまこんにちは!
東日本アイシングクッキー協会代表の田中弥生です。
昨日8月26日は、知人のご子息様の命日でした・・・。
若く輝いていた青年の命が突然奪われた日です。
母として血反吐を吐く様に辛く、絶望の日々だったろうと・・・息子を失った慟哭を思わなかった日はありません。
幼くして命を失くそうが、若くして命を失くそうが、天寿を全うしようが、その命はそれぞれに重く残された者の悲しみの深さは比較のしようがありません。
この一年、私自身、辛い時も嬉しい時もいつもいつもその知人の心を想っていました。
本当に勝手に、自分よがりですが勝手に想っていました。
何とか生きていて欲しい、頑張れ!頑張れ!とそればかり願っていました・・・。
祈り続けて一年、ご命日が来るんだなと想っていたら、無性にアイシングクッキーが作りたくなり一気に作ったのがこのアイシングクッキーです。
真夏の8月にスノボなんて、それも雪景色・・・。
そして、スノボを作り終えたら今度はひまわりのアイシングクッキーが作りたくなったのです。
真夏の空に向かってひまわりの道が続いて行く様に作りたくて、とにかく手の動くままに任せて作ってみたのです。
私はプライベートで作る時は、デザイン画を書いたり、色を考えたりとかの作業は全くしません。
ただ、自分の身体から湧き出す感性に任せて無計画に作るんです。
このアイシングクッキーも本当に心の赴くまま作りました。
そして今日、知人から連絡が入りました。
息子さんはスノボが大好きだったこと。
アイシングクッキーのスノボの姿が生前の息子さんにそっくりだったこと。
8月の葬儀の時の祭壇が白い色では哀しいのでひまわりだったこと。
そしてそれ以来、ご遺族の皆様が彼をひまわり君と呼んでいること。
私のアイシングクッキーごときにそんな偶然を重ねてはいけないし、私には霊感もありません。
そういう現象を信じてもいません。
でも、きっと、きっと・・・。
私を通して、息子さんがお母様にメッセージを送られたのではないかと思うのです。
お母さん僕は大丈夫だよ! 僕は幸せだよ!って・・・。
命は姿を変えて、あちらの世界でもきっと生き続けると、私は信じています。
形のある命を預かって生きている私達は、その命を大切に思い切り楽しんで幸せに過ごさなければいけないと思います。
生きて、生きて、時に絶望の淵に立たされようと、時に心を壊されようとも生きて生きて生き抜いて・・・そしてその命を終える時にはじめて、先に逝ってしまった大切な人達の命の仲間入りが出来る様な気がします。
命日は命の日・・・。関わった方全ての命が幸福であります様に・・・。

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